sayonara,

作品紹介

毎日生活している中で、当たり前のように存在する

“別れ”。たとえ小さな別れでも、

それがどんなに尊いか。

もしその別れが後味の悪いものであっても、

二度と戻ることは出来ない。そんな後悔を、

舞台の上で昇華出来るように。

笑顔でサヨナラ出来るように。

そして新たに一歩を踏み出して、今ある出会い、今いる

 

人やモノをもっと大切にしよう。

 

 

 

振付:井上知優

 

出演者:

佐藤大地(4) 橋本かな子(4) 深松 舞(4) 目方 潤(4)

村田 愛(3) 米澤 滴(3)

酒井 陸(2) 堀場優希(2) 安岡沙栄(2) 

 

作品への意気込み

「sayonara,」を振付致しました、井上知優です。私は大学に入学してからの4年間、様々なことに挑戦してきました。演劇、舞踊、そしてスタッフワークなど、この大学で学べることに出来るだけ食らいついて、もがきながらも経験してきました。私生活でも、これからの人生に影響する変化がたくさん起きました。その4年間を終えようとする今、20数年生きて来た自分に、一体何が出来るのかを考え、今までの経験を作品として残すことにしました。この作品を、大学の卒業公演として上演出来ることに感謝致します。そして、今ままで支えてくださった方、そして観に来てくださる方々に、心からありがとうが言えるように、全力で臨んで参ります、お楽しみにお待ちください。

 

 

 

Cloud9

作品紹介

『開拓、離断から映し出される景色』

平坦な道、坂道、険しい道、近道、回り道、寄り道。歩

んでみたいと選んだ道はほんの一瞬の出来事。連続した

時間の中で見たのはどんな景色なのか。流れゆく景色、

頭上を吹き抜ける景色、後ろに留まっている景色...

全てを拾い上げた時、目の前に広がる景色は最高と思え

るのか...

 

 

 

振付:目方 潤

 

出演者:

大谷晏未(4) 義煎怜央実(4)

谷廣美津樹(3) 坪本寧央(3) 山本健人(3)

門脇はるか(2) 城あすか(2) 藤岡由凪(2) 

 

作品への意気込み

私が歩んできた道は約22年間と短い道ではありますが、短いなりにも濃密な時間を過ごせた道でもありました。歩く、走る、飛ぶ、笑う、泣く、怒る...挙げたらキリがない程に様々なことを初めて経験したからこそ、今の道を歩めていると思うんです。私の大きな転機は大学生活で新しいことを沢山経験したことです。役者としての経験、奏者としての経験、裏方としての経験、そこで出会った人との絆や笑顔。私にとって何物にもかけがえのないものばかりです。そして、今回の卒業プロジェクト公演も、色んな方々と共に公演を創り上げてきました。その中でも私の作品には、2年生~4年生と幅広い学年による個性豊かな8名が表現してくれます。幼い頃から舞踊に携わってきた人、演劇を学んできた人、音楽を学んできた人、スポーツをしてきた人と本当に個性豊かです。だからこそできる表現がある。私はそれを信じてここまできました。そんな大切な沢山の記憶を思い起こし、今自分のできる限りを尽くし「自分らしさ」を具現化した作品になっております。どうか最後まで本公演をお楽しみいただけたら幸いです。

 

 

 

ここ

作品紹介

自分は自分でありたいのに人の目を気にしてしまう 

空気を読んで、いい子を演じて、本当の自分は閉じ込めて

だんだん自分がなくなってどこにいるかもわからなくなる

  だから、地に足をつけて言いたい     

       

 

「私は『ここ』にいる」

 

 

 

振付:吉田聖菜

 

出演者:金子 恵(4) 川嶋佳奈(4) 吉田聖菜(4)

長田毬花(3)

一ノ瀨 陸(2) 佐藤三四郞(2) 城あすか(2) 真壁 遥(2)

 

作品への意気込み

 皆さん、空気を読んだことはありますか?

何となく漂う「こうすべき」という空気、言葉にはしないけどほとんどの人が認識している「暗黙の了解」、私は人が作り出して勝手に読んでしまうそんな空気を感じる瞬間がたまらなく好きです。

でもその空気を気にしすぎて自分が自分じゃなくなっているような気がするのも事実。

様々な人と出会い「空気」と「自分」についてたくさん考えて見つけたものを「ここ」に詰めました。

 

空気と共に肌と心で感じていただけたら嬉しいです。