リーディングLab.


リーディングLab.は、本年度から試行を始めた戯曲学習の一環です。

年ごとに違うテーマを設定し、4年間で日本と世界の戯曲に触れて行く計画です。

読解力を高めるためにあえて演技要素を抑え、ドラマリーディング公演を企画致しました。本公演が初回となります。

 

リーディングLab.〜岸田國士の世界〜

日本演劇史を読み解く上で避けて通ることのできない、日本の演劇界にとって非常に大きな存在感を今も放ち続ける岸田國士。

フランス演劇から影響を受けながら見事に日本の対話劇の礎を築いた劇作家です。

上演にあたってリサーチを進めるうちに我々は、岸田國士の生きた時代と日常を、

我々の現代に体験的に重ねて考えられるようになってきました。

 

今の私たちは何を目指し、何を探そうとしているのだろう。

岸田國士の言葉は何を学生の心に、我々に、残すでしょう。

 

 

構成・演出:小森創介 

 

日時:11月11日(土)・12日(日)
開演:1lab. 11:00~『ぶらんこ』『頼母しき求縁』
    2lab. 13:30~『ヂアロオグ・プランタニエ』『命を弄ぶ男ふたり』

    3lab. 17:00~『動員挿話』

 
 
会場:大学3号館 演劇307教室(舞台美術展 展示会場)

 

 

 

一時間の上演を、一日に3回行います。

上演作品は3回とも違います。

 

舞台美術展との併催となっております。併せて学生の様々な学習成果展示もご覧下さいませ。